1. 私たちが目指している社会と歩み
● 「誰もが居続けられる場」を目指して
さい子ども会は、特定の「困りごと」や「課題」を解決することを前提に関係をつくるのではなく、**どんな人でも、どんなタイミングでも、同じようにいられる「包摂性(みんなを包み込むこと)」**そのものを大切にしています。
誰かを支援する側・される側に分けることはしません。安心して関われる関係が先にあれば、悩みは自然と軽くなると信じています。
10年での変化と、運営のアップデート
この10年で、さい子ども会は大きく成長しました。多くの方に参加いただけるようになったからこそ、私たちは**「役員負担が重いから入会をためらう」「会費の回収や管理が負担になる」**といった、全国の子ども会が直面している課題を解決したいと考えました。
「あった方がいいけれど、負担は嫌」を解決するために、私たちは**「役員負担なし・会費なし」**の仕組みを整え、誰でも気軽に参加できる「さいハロ。WIN」などのオープンなイベントを企画してきました。
2. 会員種別について(規約改定のご案内)
実態はこれまで通り!何も変わりません
これまで、私たちは暗黙の了解として「役員はしなくていいですよ」と運営してきましたが、組織の健全な発展のため、規約の上できちんと**「役員を強制されない仕組み」を証明・担保する**ために規約を改定し、会員の区分を正式に明文化しました。
ご家庭や仕事の状況に合わせて、以下のいずれかの種別を自由にお選びいただけます。**年度替わりでの変更も可能**です。
① 育成会員
一般的な会員(従来のまま)
- 子ども会員の保護者さま向け
- お楽しみ会などすべてのイベントに参加可能
- 総会の議決権は無いけど、役員や会議の出席義務は一切なし!。
② 運営会員
運営を一緒に担いたい方
- 保護者、または本会の趣旨に賛同する大人
- お楽しみ会などすべてのイベントに参加可能
- 総会の議決権を持ち、役員の義務や会議の出席等が発生
どちらの会員を選んだ場合でも、イベント当日の軽微な準備や片付けなど、できる範囲での「活動のお手伝い」をお願いすることがあります。みんなが、できる時に少しずつ力を出し合う「緩やかな協力」のスタイルへのご協力をお願いいたします。
あなたはどっち? かんたん会員種別診断
Q. 「さい子ども会」の運営会議に出席したり、規約などの決定に関わりたいですか?
2026年度 運営役員体制
××さんは中学生の頃からさい子ども会を知っており、長年ボランティアとしてイベントを支えてくれました。これまでは社会人ボランティアとして関わってくれていましたが、現役の大学生ボランティアと年齢も近く話しやすい存在です。そのため、今年度から正式に「ボランティア担当」として役員をお願いしました。
3. 2026年度の活動予定
A. 地域のつながりづくり活動
お楽しみ会(会員限定)
年3回(新入生歓迎会、クリスマス会、卒業・進級お祝い)
会員相互の親睦を深める、昔ながらの子ども会らしいアットホームな活動です。
さい子ども会フリースペース
主に小学生以下の子どもと保護者対象
顔の見える関係をつくる物理的な居場所。毎回20人前後の親子が集まって楽しく遊んでいます。
カルティエ・うの(新企画・模索中)
主に中高生・若者対象
プラザうの(週末開催)にてフェーズ1を実証中。家庭・学校以外の文脈で中高生が自然に関われる居場所を目指し、開催実態を見ながら柔軟に方針を模索していきます。
さいハロ。WIN(ハロウィン)
毎年大人気のハロウィンイベント
今年度は協賛金などの予算状況に応じて、会員だけの「限定イベント」にするか、地域にひらいた「一般公開イベント」にするかを決定します。
B. 体験学習
瀬戸内エコチャレンジ
「大好きな瀬戸内海を、身近な環境から守ろう」
川のゴミ拾いや、島留学(遊び、交流、海岸清掃)を実施します。自分たちの身近な地域と美しい海がつながっていることを、楽しみながら体感して環境を守る意識を育みます。
C. 広報・外部活動
外部発信・学会ポスター発表
• 5/17 DESIGN GOALsコレクション 出店(済) • おかやまSDGsフェア2026 出展(予定) • 日本ESD学会第9回大会 ポスター発表(中止)
4. 運営費用(お金)について
これからも、会費は「ゼロ」!
私たちは保護者のみなさまから会費をいただきません。地域の皆さまからの廃品回収による収益金、グランコート穝町内会からの助成金、 Redmond民間財団から獲得した「助成金」を工夫してやりくりしています。
| 活動区分 | 年間予算規模・主な財源 | ご負担のお願い(実費) |
|---|---|---|
| お楽しみ会 (年3回開催) |
約150,000円 (子ども1人あたり約1,500円) 【財源】廃品回収収益、町内会助成金 |
会費は不要ですが、クリスマス会など材料費高騰時は、一部実費負担をお願いする場合があります。 |
| 地域のつながりづくり (フリースペース等) |
【財源】福武教育文化振興財団 2026年度助成金 (※昨年度は社協助成で運営) |
原則、すべて無料! |
| 体験学習 (瀬戸内エコチャレンジ) |
【財源】瀬戸内オリーブ基金、 大阪コミュニティ財団(ニイタカ基金) (※交通費や宿泊費はすべてこちらでカバー) |
助成金で賄えない実費(島留学での食事代や島内活動実費)について、一部「参加費」の徴収をさせていただきます。 |
さいごに
最近では、世の中的に「PTAや子ども会なんて無くなればいい」という風潮もあります。 確かに、義務や強制、会費の負担ばかりが先行する組織なら、親にとっても子どもにとっても大変で、無くなってしまうのも無理はありません。
けれど私たちは、負担なく参加できるのであれば、地域の中にそういう温かいコミュニティが「あった方がいいよね」と考えています。
さい子ども会は、子どもの成長だけでなく、関わる大人にとっても楽しく、ホッと息が抜ける「心地よい場所」になれたら嬉しいです。 イベントに参加する・しないは、いつでもご家庭の都合に合わせて自由。関わり方も、「基本は不参加だけど応援している」「気が向いたときだけフラッと遊びに行く」「できるときに少しだけ手伝う」など、ご自身のペースで全く問題ありません。 それぞれが無理のない心地よい距離感でいられることが一番ですので、ぜひ、ご自身の暮らしのタイミングに合わせて、ゆるやかに関わってみてください。
さい子ども会 代表
公式ホームページ: https://sai-kodomokai.jp/
【参考資料】2025年度(昨年度)事業報告・決算報告の確認はこちら
💡 資金とリソースについて:
さい子ども会では、保護者の金銭的負担(保護者会費)は ¥0 です。その代わり、皆さまに間接的にご協力いただいた「廃品回収の成果」や、外部財団等からの「助成金」、 そして大学生・地域ボランティアの皆さまが提供してくれた「時間(タイム・ドネーション)」を大切な資産として組み合わせ、子どもたちの豊かな居場所づくりへ有意義に活用いたしました。
これまで4年間にわたり、子どもたちに寄り添い活動を支え続けてくれた大学生ボランティアさんが、大学卒業に伴い、さい子ども会のボランティアも「卒業」となりました。これまで本当にお世話になりました。心からの感謝を贈るとともに、春から社会人として新しく羽ばたかれることを、メンバー一同応援しています!
※新生活が始まるため日常の活動への参加は難しくなりますが、子ども会とは今後も継続して連絡を取り合っていきます。
1. お楽しみ会(新入生歓迎・季節行事) 費用:約143,000円
-
新入生・新入会者歓迎会
2025/06/15 | 宇野小学校
内容:ドッジボール大会・水鉄砲遊びを開催。新入生が地域に馴染む温かいスタートとなりました。 -
クリスマス会
2025/12/20、27 | 操山公民館・自宅
内容:ケーキデコレーションを実施。みんなでクリエイティブに楽しむ特別な時間を作りました。 -
卒業・進級のお祝い
2026/03/22 | さい町内
内容:車にお絵かき。普段はできないダイナミックな体験を通じて、子どもたちの節目を笑顔で祝いました。
2. 地域のつながり作り(フリースペース・多世代交流) 費用:約330,000円
(主な財源:岡山市社会福祉協議会助成金、赤い羽根共同募金助成金)
-
さい子ども会フリースペース
毎月第四日曜日 13:30~17:00(年11回開催) | さい公会堂
内容:子どもたちが自由に、安全に過ごせる地域のインフォーマルな居場所として定着しています。 -
中高生向けフリースペース【2025年度初開催】
毎月第4土曜日 15:00~(年9回開催) | 操山公民館
内容:居場所が少なくなりがちな高年齢層の子どもたちが、のんびりと自分らしくいられる新しい環境を開拓しました。 -
さいハロ。WIN
2025/10/26
内容:2025年度はさい子ども会会員のみでアットホームに開催。地域の絆を実感するイベントとなりました。
3. 体験学習(「おとな×こども」みんなで学ぶSDGs) 費用:約286,000円
(主な財源:岡山ESDプロジェクト活動助成、および一部参加費)
| プログラム名 | 日時 | 場所 | 参加人数 |
|---|---|---|---|
| 事前学習 | 2025/04/27 | 操山公民館 / オンライン | 20 人 |
| 「アート・自然・環境」プログラム in 豊島 | 2025/07/19〜20 | 豊島 | 7 人 |
| 「アート・自然・環境」プログラム in 犬島 | 2025/09/20〜21 | 犬島 | 13 人 |
| 「アート・自然・環境」プログラム in 直島 | 2025/11/15 | 直島 | 15 人 |
※島々での体験や、中学生が主体となってSDGs商品を考案し地域の祭りで販売・完売させたプロセスは、子どもの主体性と多面的な障害理解を育む大きな成果に繋がっています。
4. 広報活動・外部評価・受賞実績
- Web・SNS運用: インスタグラムでの丁寧な発信のほか、2026年1月に公式Webサイトを更新。独自ドメインを取得し情報発信基盤を強化しました。
- おかやまSDGsフェア2025 出展: 2025/08/07〜08に中間報告として出展。大人1人、大学生2人、中学生3人の計6人でこれまでの学びの成果を社会へ発信しました。
- 14th Global RCE Conference: 2025/10/22に岡山コンベンションセンターにて開催された国際会議のポスターセッションに参画。国際的な枠組みへ実践知を共有しました。
- パナソニック教育財団 特別賞受賞: 2025年度「子どもたちの心を育む活動」において見事に特別賞を受賞。これまでの先進的な取り組みが外部から高く評価されました。
- 山陽新聞への掲載:
- 2026/02/23:「1日1題」欄にて、福武教育文化振興財団・職員様の記事の一部としてさい子ども会が紹介されました。
- 2026/02/28:「子どもたちの心をはぐくむ活動」特別賞の受賞報告が大きく掲載されました。
── 2025年度 報告セクション 終わり ──
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